AI時代の発信幻想 #20
ブログを20記事書いてもアクセスが増えない?初心者が実際に続けて分かったこと
ブログを始めた頃、私は記事数をよく気にしていました。
10記事。
20記事。
30記事。
50記事。
そして100記事。
ネットでブログについて調べると、
「まずは30記事書きましょう」
「100記事書けば結果が出る」
「記事を書き続ければGoogleから評価される」
そんな言葉を何度も目にしました。
だから私も最初の頃は、
記事数が増えれば、アクセスも増えていく。
どこかでそう思っていました。
ところが実際にブログを20記事ほど書いてみても、期待していたような変化はありませんでした。
アクセスが急に増えるわけでもない。
収益が発生するわけでもない。
検索順位を確認しても、上位に自分の記事が並んでいるわけでもありません。
「20記事も書いたのに、こんなものなのか。」
そう感じたことを覚えています。
しかし今、複数のブログを運営するようになって振り返ると、20記事という数字に対する考え方はかなり変わりました。
20記事はゴールではありません。
むしろ、
ようやく自分のブログについて少し分かり始める地点だった。
私はそう思っています。
ブログを20記事書けばアクセスは増えると思っていた
ブログ初心者だった私は、かなり単純に考えていました。
1記事より10記事。
10記事より20記事。
20記事より50記事。
記事が増えればGoogleに表示されるページも増えるのだから、当然アクセスも増えていくだろう。
理屈としては間違っていないと思います。
しかし、実際のブログ運営はそんな単純なものではありませんでした。
20記事書いても、ほとんど読まれない記事があります。
反対に、それほど期待していなかった記事が検索に表示されることもあります。
タイトルを変えたことで表示回数が増えることもありました。
内部リンクを整理してから動き始める記事もありました。
そして何より、
ブログによって結果の出方が全く違いました。
同じ人間が書いている。
同じように記事を増やしている。
それなのに、Googleの反応は同じではありません。
この経験から私は、
「20記事書いたからアクセスが増える」という考え方そのものが違うのではないか
と思うようになりました。
20記事は「結果を見る数字」ではなかった
20記事を書いた頃は、
「まだ稼げない。」
ということが気になっていました。
ブログを始めた以上、いつか収益につなげたい。
そう思うのは当然です。
私も同じでした。
しかし今なら、20記事の段階で収益だけを見る必要はなかったと思います。
むしろ見るべきだったのは、
Googleがどの記事に反応し始めているのか。
こちらでした。
Search Consoleを見ると、アクセスがほとんどなくても「表示」され始めている記事があります。
クリックは0。
それでも表示回数が少しずつ増えている。
これは、
「この記事には検索される可能性がある」
という小さなサインかもしれません。
初心者の頃の私は、その小さな変化よりもアクセス数そのものばかり見ていました。
今は違います。
0クリックでも、昨日まで表示されなかった記事がGoogleに表示された。
これも立派な変化です。
ブログは、そういう小さな変化を見ながら育てていくものなのだと分かってきました。
私は一つではなく複数のブログを運営して分かった
私の場合、現在は一つだけブログを書いているわけではありません。
建築リフォーム。
建築実務。
暮らし。
ケーキ。
ラーメン。
エッセイ。
そして、この「AI時代の発信幻想」。
テーマの違う複数のブログを実際に運営しています。
これは効率だけを考えれば、決して楽なやり方ではありません。
むしろ大変です。
しかし、複数運営したからこそ見えたことがあります。
同じ20記事でも、ブログによって価値が全く違う。
ということです。
検索需要のあるテーマ。
競合の強いテーマ。
地域性のあるテーマ。
実体験が評価されやすいテーマ。
写真が重要になるテーマ。
専門知識が必要になるテーマ。
ブログにはそれぞれ特徴があります。
だから、
「20記事書いたのにアクセスがありません」
という質問に、
「30記事まで書けば大丈夫です」
とは、私は言えません。
大切なのは、
何記事書いたかではなく、その20記事から何を学んだか。
だと思うようになりました。
20記事あれば「反応の違い」が少し見えてくる
1記事、2記事では比較ができません。
しかし20記事ほどになると、少しずつ違いが見えてきます。
表示される記事。
ほとんど表示されない記事。
検索順位が上がってくる記事。
タイトルを変えた方がよさそうな記事。
読者が次の記事へ進んでくれる記事。
20記事というのは、こうした**「差」を観察できるようになる数字**なのだと思います。
だから私は今なら、20記事を書いた人に、
「まだアクセスが少ないから失敗です」
とは絶対に言いません。
むしろ、
ここからが面白くなるところです。
と言います。
20本の材料が揃ったからです。
AIを使えば記事は増やせる。でも、それだけでは足りなかった
私がブログを始めた時代には、すでにAIがありました。
AIを使えば文章の構成を考えられます。
タイトル案も出してくれます。
文章を整理することもできます。
以前なら何時間もかかった作業を短縮できるようになりました。
これは本当に大きな変化です。
一人で仕事をしている私にとって、AIは非常に心強い存在になりました。
しかし、ここにも一つ落とし穴がありました。
AIを使えば、
20記事を作ること自体は以前より簡単になった。
でも、
20記事作ったから読まれるわけではない。
ここです。
誰に向けて書くのか。
その人は何を検索するのか。
自分にしか書けない経験は何なのか。
記事と記事をどうつなぐのか。
公開したあと何を改善するのか。
これは、AIに全部任せて終わる話ではありませんでした。
「書く」から「育てる」へ考え方が変わった
ブログを始めた頃の私は、
新しい記事を書くこと
に意識が向いていました。
しかし今は、
公開した記事を育てること
も同じくらい大切だと考えています。
タイトルを見直す。
メタディスクリプションを直す。
内部リンクを追加する。
検索意図に合わせて文章を追加する。
写真を入れ替える。
Search Consoleの数字を見る。
必要ならリライトする。
まさに今、この「AI時代の発信幻想」でやっていることです。
この記事も、最初に公開した時とは役割を変えています。
以前は、
「稼げなくても20記事書けたことが嬉しい」
という私自身の記録でした。
それを今、
「ブログを20記事書いたけれどアクセスが増えない人」
にも届く記事へ育て直しています。
最初の記事が間違っていたとは思いません。
その時の自分だから書けた文章でした。
ただ、ブログは公開した瞬間に完成するものではない。
後から育ててもいい。
私はそれを今、自分のブログで実験しています。
20記事でアクセスがなくても、やめなくていい
もし今この記事を読んでいる方が、
「ブログを20記事書いたのに全然アクセスがない。」
と悩んでいるなら、私は一つ伝えたいことがあります。
20記事で結論を出すのは、まだ早いと思います。
ただし、
「とにかく100記事まで何も考えず書き続ければいい」
とも思いません。
20記事書いたからこそ、一度立ち止まって見てみる。
どの記事が表示されているのか。
どんな検索語で表示されたのか。
タイトルは検索している人の疑問に答えているか。
似た記事同士を内部リンクでつなげられないか。
そして、
自分にしか書けない経験が入っているか。
私は今、この確認をとても大切にしています。
20記事書いたことは、決して無駄ではなかった
ブログを始めたばかりの頃は、数字が出ないと不安になります。
私もそうでした。
誰にも読まれていない気がする。
このまま書いて意味があるのか。
時間を無駄にしているのではないか。
何度も考えました。
それでも記事を書きました。
そして20記事を超え、さらに記事を増やし、複数のブログを運営するようになりました。
今になって思います。
最初の20記事がなければ、今の私はありません。
文章を書くことにも慣れなかった。
WordPressにも慣れなかった。
SEOにも興味を持たなかった。
Search Consoleを見ることもなかった。
AIとの付き合い方も分からなかった。
内部リンクの重要性にも気づかなかった。
つまり最初の20記事は、
収益を生むためだけの記事ではなく、私自身を育てる20記事だった。
のだと思います。
おわりに|20記事はゴールではなく、ブログが始まる場所だった
ブログを20記事書いても、アクセスが増えないことはあります。
収益が出ないこともあります。
私自身が経験しました。
しかし、それだけでブログが失敗したとは言えません。
20記事書いたことで、ようやく比較できる材料ができます。
Googleの反応も少しずつ見えるようになります。
そして何より、
自分が何を書きたいのかではなく、読者が何を知りたいのか。
そこを考えられるようになってきます。
私は今もブログについて勉強しています。
本業では長い経験がありますが、情報発信の世界では、まだ挑戦している途中です。
だからこそ、このブログには成功した話だけを書くつもりはありません。
アクセスが増えなかったこと。
思ったように収益化できなかったこと。
SEOを勘違いしていたこと。
AIを使いながら迷ったこと。
そして、そこから何を変えたのか。
それも全部残していこうと思っています。
20記事を書いた頃の私に、今の私が一言伝えるなら、
「まだ結果を決めるな。ここから学べることの方が多いぞ。」
そう言うと思います。
ブログは20記事で終わりではありません。
私にとっては、そこから本当のブログ運営が始まりました。
読んでいただき、ありがとうございました
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。
私はブログの専門家として成功談を書いているわけではありません。
実際にブログを運営し、失敗し、迷い、AIにも助けてもらいながら、一つずつ改善しています。
だからこそ、うまくいかなかったことも含めて残していきたいと思っています。
この記事が、アクセスが増えずに悩んでいる方にとって、もう少しだけ続けてみようと思えるきっかけになれば嬉しいです。
AI時代の発信幻想
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