最初の10記事を書いて気づいたこと

ブログ・note継続記録

AI時代の発信幻想 #11

最初の10記事を書いて気づいたこと

 

最初の10記事を書き終えた。

数字だけ見れば、特別な成果は何もない。

爆発的なアクセスがあったわけでもない。

収益が発生したわけでもない。

検索順位が急に上がったわけでもない。

それでも、10記事を書き終えた今、少しだけ見えてきたものがある。

 

このブログを始めた理由は単純だった。

私は長い間、ブログやSNS、noteを続けてきた。

AIも使うようになった。

副業にも興味を持った。

収益化も目指した。

けれど、思っていたような結果は出ていない。

 

そして気づいた。

同じような人は意外と多いのではないか、と。

世の中には成功者の発信があふれている。

月収100万円。

3か月で収益化。

AIで自動化。

好きな場所で自由に働く。

そういう言葉を見ない日はない。

もちろん、それが嘘だとは思わない。

実際に結果を出している人もいる。

でも私は、その反対側にいる人たちのことが気になっていた。

結果は出ていない。

迷っている。

それでも発信を続けている。

そんな人たちだ。

このブログは、その観察記録として始まった。


最初の10記事を書いて気づいたことがある。

それは、多くの人が思っている以上に「発信そのもの」が生活の一部になっているということだ。

私は建築やリフォームの仕事をしている。

朝から現場へ行く。

打ち合わせをする。

見積もりを作る。

工事を進める。

帰宅する頃には疲れている。

それでも夜になると、なぜかブログを開いてしまう。

サーチコンソールを見る。

アクセス数を見る。

記事を書く。

なぜなのだろう。

収益化できていないのに。

結果が出ていないのに。

不思議だった。

でも10記事を書いているうちに、少し考え方が変わった。

もしかすると、人は結果だけを求めて発信しているわけではないのかもしれない。


AI時代になって、情報は増えた。

便利なツールも増えた。

文章はAIが書いてくれる。

画像も作れる。

動画も作れる。

以前より圧倒的に発信しやすくなった。

しかし、それと同時に不安も増えている。

何を書けばいいのか。

何が正解なのか。

どこを目指せばいいのか。

AIが答えを出してくれる時代になったのに、人間の迷いは減らなかった。

むしろ増えたようにも感じる。


この10記事を書きながら、私は何度も自分自身を観察していた。

アクセス数を確認している時の気持ち。

記事を書いている時の感覚。

SNSを見て落ち込む瞬間。

AIに相談して安心する時間。

全部が面白かった。

そして思った。

このブログのテーマは収益化ではない。

成功法則でもない。

AI活用術でもない。

「AI時代に迷いながら発信を続ける人間」

そのものなのだと。


昔は、答えを持っている人だけが発信するものだと思っていた。

成功した人。

実績がある人。

経験豊富な人。

そういう人の話に価値があると思っていた。

でも最近は少し違う。

答えが出ていない人にも価値がある。

迷っている人にも価値がある。

なぜなら、多くの人が今まさに迷っているからだ。

AIが出てきた。

副業ブームが来た。

SNSも変わった。

検索も変わった。

正解が見えない。

だからこそ、「まだ答えが出ていない人」の言葉が必要なのかもしれない。


最初の10記事で気づいたことがもう一つある。

それは、継続は才能ではなく環境に近いということだ。

続けられる人は強い人だと思っていた。

意志が強い人だと思っていた。

でも実際は少し違う気がしている。

続けている人も迷っている。

続けている人も不安だ。

続けている人も結果が出ない日がある。

ただ、やめなかっただけなのかもしれない。


私自身もそうだ。

何度もやめようと思った。

向いていないと思った。

無意味だと思った。

それでも気づけばまた書いている。

だから継続とは、「強さ」ではなく「戻ってくること」なのかもしれない。


最初の10記事を書き終えても、答えは出ていない。

むしろ分からないことは増えている。

AIはどこまで進化するのか。

個人ブログは残るのか。

SNSはどう変わるのか。

副業はどうなるのか。

何も分からない。

でも、それでいい気がしている。

このブログは答えを出す場所ではない。

観察する場所だからだ。


おそらく、この11番目の記事を書いても、つぎの記事を書いても、明確な結論は出ない。

それでも私は書くと思う。

そして観察を続けると思う。

AI時代に迷い続ける人間として。

収益化できるかどうかも分からないまま。

正解も分からないまま。

それでも今日もまた記事を書いている。

最初の10記事を書いて気づいたことは、たった一つだった。

人は答えが欲しいのではなく、迷いながら歩き続ける理由を探しているのかもしれない。

 

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