AI時代の発信幻想 #11
ブログ10記事ではアクセスは増えない?実際に書いて気づいたこと
ブログを始めて、最初の目標にしたのが10記事でした。
1記事目を書いた。
2記事目を書いた。
5記事まで来た。
そして、ようやく10記事。
今ならたった10記事と思います。
でも、ブログを始めたばかりの私にとっては、10記事でも結構な達成感がありました。
「これだけ書けば、少しくらい誰かに読まれるんじゃないか。」
そんな期待もありました。
ところが現実は、それほど甘くありませんでした。
10記事書いたからといって、アクセスが急に増えるわけではありません。
検索から次々に人が来るわけでもありません。
もちろん、収益が発生するわけでもない。
最初は少し拍子抜けしました。
10記事も書いたのに、こんなものなのか。
でも今、複数のブログを運営するようになって振り返ると、最初の10記事にはアクセス数とは違う、大きな意味があったと思っています。
ブログ10記事でアクセスが増えると思っていた
ブログ初心者だった頃の私は、記事数とアクセス数がある程度比例すると思っていました。
1記事より5記事。
5記事より10記事。
10記事より20記事。
記事が増えれば、Google検索から入ってくる入口も増える。
だからアクセスも少しずつ増えていく。
理屈だけを考えれば、そんなに間違っているようには思えません。
ところが、実際には違いました。
記事を書いても、ほとんど表示されない。
表示されてもクリックされない。
そもそもGoogleが記事を評価するまでにも時間がかかる。
そして何より、当時の私は**「自分が書きたいこと」ばかり考えていました。**
読者が何を検索しているのか。
どんな悩みを持って検索するのか。
タイトルを見て「この記事を読みたい」と思ってもらえるのか。
そんなことまで深く考えていませんでした。
とにかく、
「記事を書けば読まれる。」
そう思っていたのです。
10記事ではアクセスが少なくても、それほど不思議ではなかった
今なら分かります。
10記事を書いた段階でアクセスが少ないからといって、それだけでブログが失敗したとは判断できません。
まだ記事数が少ない。
Googleから十分に認識されていない可能性もある。
検索されるテーマの記事が少ないかもしれない。
内部リンクもほとんどできていない。
ブログ全体として何について書いているサイトなのかも、まだ十分伝わっていない。
何より、書いている本人自身がブログについて勉強している途中です。
私がまさにそうでした。
だから、
「10記事書いたのにアクセスがない。自分にはブログの才能がない。」
と考える必要はなかったのです。
それよりも10記事書いたことで、
ようやくブログを改善するための材料が10個できた。
今は、そう考えています。
最初の10記事は、今見ると直したいところだらけだった
昔の記事を見ると、
「ここは直したいな。」
と思うところがたくさんあります。
タイトル。
見出し。
文章の流れ。
検索キーワード。
メタディスクリプション。
内部リンク。
画像。
今なら違う作り方をする記事もあります。
でも、それでいいと思っています。
最初から完璧にできる人なんて、ほとんどいないでしょう。
私も本業の建築リフォームでは35年以上仕事をしていますが、最初から今と同じ仕事ができたわけではありません。
失敗した。
覚えた。
またやった。
少し上手になった。
ブログも同じでした。
最初の10記事は、
「読者に見せる完成品」であると同時に、「自分がブログを覚えるための教材」でもあった。
そう思います。
10記事を書いた頃は、アクセス数ばかり見ていた
記事を公開すると気になります。
「今日は何人来たかな。」
アクセスを見る。
増えていない。
また翌日見る。
ほとんど変わらない。
正直、少し寂しいです。
時間を使って書いているわけですから、誰かに読んでもらいたい。
これは今でも同じです。
ただ、当時の私はアクセス数だけを見すぎていました。
今ならSearch Consoleを見ます。
表示回数は増えているか。
どんな検索語で表示されたか。
平均掲載順位はどうか。
クリックされた記事はどれか。
アクセスが0でも、Google検索に表示され始めているなら、それは小さな変化です。
最初の頃は、その意味が分かっていませんでした。
10記事書いたら「次の記事」だけを考えなくていい
初心者の頃は、
10記事書いた。
「よし、次は11記事目だ。」
20記事書いた。
「次は21記事目だ。」
そんなふうに考えていました。
もちろん、新しい記事を書くことは大切です。
でも今なら、10記事書いたところで一度立ち止まります。
10記事を並べてみる。
どの記事がGoogleに表示されているのか。
どの記事は全く表示されていないのか。
似たテーマの記事はないか。
記事同士を内部リンクでつなげられないか。
タイトルは検索する人の疑問と合っているか。
10記事しかないからこそ、全部確認できます。
10記事目を書いたら11記事目を書く前に、最初の10記事を見る。
これは、今ブログを始めるなら私がやりたいことの一つです。
私はその後、20記事、30記事と書き続けた
10記事でアクセスが少なかったからといって、私はやめませんでした。
20記事まで書きました。
さらに記事を増やしました。
そして一つのブログだけではなく、テーマの違う複数のブログを運営するようになりました。
そこで面白いことが分かりました。
同じように記事を書いても、ブログによって反応が違うのです。
伸びる記事。
伸びない記事。
検索されるテーマ。
ほとんど検索されないテーマ。
地域情報が強いブログ。
実務経験が生きるブログ。
写真が重要なブログ。
世界観を楽しんでもらうブログ。
複数運営したことで、
「とにかく記事数を増やせばいいわけではない」
ということが、よく分かりました。
だから「ブログは何記事からアクセスが増える?」には答えにくい
ブログ初心者なら、
「結局、何記事書けばアクセスが増えるの?」
と知りたくなると思います。
私も知りたかった。
10記事なのか。
20記事なのか。
50記事なのか。
100記事なのか。
でも実際にやってみると、全員に当てはまる数字はないと思います。
10記事でも検索される人はいるでしょう。
50記事書いても伸びないブログもある。
100記事書いても収益につながらない場合もあります。
だから記事数だけを答えにしてしまうと、少し危険です。
それよりも、
「10記事書いた時点で、Googleはどの記事に反応しているのか。」
こちらを確認した方が次につながります。
AIがあれば10記事を書くこと自体は以前より簡単になった
今はAIがあります。
タイトル案を考えてもらえる。
構成を作ってもらえる。
文章を整理してもらえる。
分からないWordPressの操作も質問できる。
私自身、AIがなければ今ほど多くの記事を書くことはできなかったと思います。
でもAIを使ってブログを続けているからこそ、分かったこともあります。
記事を作る速度と、ブログが育つ速度は同じではありません。
AIを使えば10記事は作れる。
20記事も作れる。
100記事だって、昔より早く作れるでしょう。
でも、読者が本当に知りたいことに答えていなければ、記事数だけ増えていきます。
だからAI時代は、以前よりも
「何記事書いたか」より「何を書いたか」
が大切になるのかもしれません。
最初の10記事で一番大切だったのは「続けられたこと」
では、私にとって最初の10記事で一番大きかったものは何だったのか。
アクセスではありません。
収益でもありません。
検索順位でもありません。
10回、公開ボタンを押したこと。
これだったと思います。
ブログを始めようと思う人はたくさんいる。
1記事書く人もいる。
でも、そこで終わってしまう人もいるでしょう。
私は10記事まで来た。
それだけでも一つ前へ進んでいました。
そして10記事があったから20記事になった。
20記事があったから、その先へ進めた。
最初の10記事は小さな数字ですが、私にとっては今につながる10記事でした。
10記事で結果を判断しなくていい。でも10記事から学ぶことはできる
もし今、
「ブログを10記事書いたのに誰にも読まれない。」
と悩んでいる方がいるなら、私はこう思います。
まだ結論を出さなくていい。
10記事では分からないことの方が多いです。
でも、
何も考えず次の90記事を書く必要もありません。
10記事から学べます。
検索表示がある記事を見る。
タイトルを確認する。
検索キーワードを見る。
似た記事をつなぐ。
読者の悩みを考える。
必要なら最初の記事を直す。
そして11記事目を書く。
私は今なら、この繰り返しを選びます。
おわりに|最初の10記事はアクセスを集めるためだけの10記事ではなかった
ブログを始めた頃の私は、
10記事書けば何か変わる。
20記事になればもう少し変わる。
100記事になればきっと稼げる。
そんなふうに、記事数の向こう側に答えがあると思っていました。
今は少し違います。
答えは記事数の先にあるのではなく、
書いた記事を見直しながら進む過程の中にある。
そんな気がしています。
最初の10記事。
アクセスは少なかった。
収益もなかった。
でも、無駄ではありませんでした。
WordPressを覚えた。
文章を書くことに慣れた。
AIとの付き合い方を覚え始めた。
そして何より、
「もう一記事書いてみよう。」
と思えるようになった。
10記事目を書き終えた時には気づいていませんでした。
でも今なら分かります。
あの10記事は、
ブログの結果ではなく、私の挑戦の始まりだった。
のだと思います。
読んでいただき、ありがとうございました
ブログを始めたばかりの頃は、アクセスが一つ増えただけでも嬉しく、0が続けば少し落ち込みました。
今も数字は気になります。
でも、以前より数字だけを見なくなりました。
10記事、20記事、そしてその先。
一つずつ記事を書き、失敗し、直しながら続けてきた時間そのものが、私にとって大切な経験になっています。
もし今、最初の10記事で立ち止まっている方がいたら、焦って100記事を目指さなくてもいいと思います。
まず自分が書いた10記事を見てみる。
そして、昨日より少しだけ良い11記事目を書く。
それで十分ではないでしょうか。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
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