人生は、何歳からでも更新できる

AI時代の働き方

AI時代の発信幻想  第4章 AIと働き方

#40 人生は、何歳からでも更新できる

若い頃は、人生には順番があると思っていた。

学校を卒業する。

仕事を覚える。

結婚する。

家庭を持つ。

会社をつくる。

働く。

そして、年齢を重ねたら少しずつ落ち着いていく。

そんな流れが、ごく自然なものだと思っていた。

私自身も、長い間その流れの中を歩いてきた。

22歳で建築業界に入り、そこから35年以上、建築やリフォームの仕事を続けてきた。

40歳で独立した。

一人社長として会社を続けた。

営業もした。

現場も見た。

見積もりも作った。

職人さんと打ち合わせをした。

お客様から仕事をいただき、会社を守ってきた。

振り返れば、それだけでも十分に濃い人生だったと思う。

だから、60歳を目前にした時、

「そろそろ新しいことはしなくてもいいのかな。」

そんな考えが頭をよぎっても不思議ではなかった。

でも、実際の私は逆だった。

今になって、また新しいことを始めたくなった。

AI。

ブログ。

note。

画像生成。

SEO。

WordPress。

今までほとんど触れてこなかった世界へ、自分から入っていった。

自分でも少し驚いている。

年齢を重ねたら、新しいことは難しくなると思っていた

正直に言えば、最初は不安だった。

若い人の方が覚えるのは早いだろう。

パソコンにも慣れている。

AIにも抵抗がない。

新しいサービスが出れば、すぐに使いこなす。

それに比べて私は、建築の現場で生きてきた人間だ。

パソコンの前に座って一日を過ごしてきたわけではない。

分からない言葉も多かった。

設定一つで何時間も悩んだこともある。

WordPressの画面を見ながら、

「これはどこを触ればいいんだ。」

と思ったことも何度もあった。

それでも、少しずつできるようになった。

昨日分からなかったことが、今日は分かる。

先週できなかったことが、今週はできる。

その小さな積み重ねが、とても楽しかった。

人生は、大きく変えなくても更新できる

私は「人生を変える」という言葉を、少し大げさに感じることがある。

仕事を辞める。

会社を売る。

海外へ行く。

まったく違う人生を始める。

そんな大きな決断だけが「人生を変えること」ではないと思っている。

朝、少し早く起きる。

新しい本を読む。

AIに一つ質問する。

ブログを一記事書く。

知らなかったことを一つ覚える。

それだけでも、昨日とは少し違う自分になっている。

私はそれを、

「人生を更新する」

と考えるようになった。

大きく変えなくてもいい。

全部捨てなくてもいい。

今までの人生を残したまま、その上に新しいものを一つずつ足していけばいい。

建築の仕事をやめる必要もない。

一人社長をやめる必要もない。

これまで35年以上積み上げてきた経験を土台にして、AIやブログという新しいものを足せばいい。

そう考えると、年齢はそれほど怖くなくなった。

35年の経験は、新しい挑戦の邪魔ではなかった

若い頃の私は、経験がないことを弱みだと思っていた。

今は逆だ。

35年以上の経験があるからこそ、AIを使った時に気づけることがある。

現場を知っている。

お客様の気持ちを知っている。

職人さんとの付き合い方も知っている。

会社を続ける難しさも知っている。

失敗もしてきた。

うまくいかなかったこともたくさんある。

だから、AIが出した答えをそのまま信じない。

「現場では少し違うな。」

「これは実際には難しい。」

そう判断できる。

新しい技術と、古い経験。

私は、この組み合わせが面白いと思っている。

若さだけではない。

経験だけでもない。

その両方を混ぜることで、新しい働き方が生まれる。

60歳目前だからこそ、怖がらなくなったこともある

若い頃は失敗が怖かった。

間違えたくなかった。

人からどう見られるかも気になった。

でも今は少し違う。

ブログの記事が読まれなくてもいい。

画像がうまく作れなければ、もう一度やればいい。

設定を間違えたら直せばいい。

アクセスが少なければ改善すればいい。

失敗したところで、人生が終わるわけではない。

むしろ、

「また一つ覚えた。」

と思えるようになった。

これは、年齢を重ねたからこその強さなのかもしれない。

若い頃より体力は落ちているかもしれない。

でも、失敗を受け入れる力は今の方がある。

焦らず続ける力もある。

そして何より、

「自分の人生は自分で決めればいい。」

そう思えるようになった。

AIとの出会いは、もう一度スタートラインに立たせてくれた

AIと初めて向き合った時、私は少しだけ怖かった。

自分の仕事がなくなるのではないか。

時代についていけなくなるのではないか。

そんな不安もあった。

でも今は違う。

AIは、私を置いていく存在ではなかった。

むしろ、

「まだ新しいことができますよ。」

と教えてくれた存在だった。

文章を書いてみる。

画像を作ってみる。

ブログを育ててみる。

今まで考えもしなかったことが、一つずつ現実になっていった。

そして気がつけば、私はまたスタートラインに立っていた。

60歳目前である。

少し笑ってしまう。

でも、悪くない。

むしろ面白い。

人生の後半には、後半にしかできない挑戦がある

若い時にしかできないことはある。

体力がある。

時間もある。

思い切って環境を変えられる。

でも、年齢を重ねてからしかできない挑戦もあると思う。

経験を言葉にすること。

次の世代へ残すこと。

失敗を笑って話すこと。

長く続けてきた仕事を、新しい技術とつなげること。

これは若い頃の私にはできなかった。

だから私は今、60歳目前という年齢を悪く思っていない。

むしろ、

「ちょうど良かったのかもしれない。」

とさえ思うことがある。

35年以上働いた。

会社も続けた。

家族もいる。

いろいろな経験もした。

その上で、新しい挑戦を始められた。

これは、とても贅沢なことなのかもしれない。

更新ボタンを押すのは、自分自身

WordPressには「更新」というボタンがある。

記事を書き直した時。

タイトルを変えた時。

画像を差し替えた時。

最後に「更新」を押す。

最近、その文字を見るたびに少し思うことがある。

人生にも、更新ボタンがあればいいのに。

でも、たぶん本当はある。

見えないだけだ。

新しいことを始める。

考え方を変える。

昨日まで避けていたことに挑戦してみる。

その瞬間に、人は自分自身の更新ボタンを押している。

何歳でもいい。

50歳でもいい。

60歳でもいい。

70歳でもいい。

更新したいと思った時が、そのタイミングなのだと思う。

私はまだ完成していない

若い頃は、60歳くらいになれば人生の答えが出ていると思っていた。

実際に近づいてみると、全然そんなことはなかった。

分からないことはまだたくさんある。

やってみたいことも増えている。

AIももっと知りたい。

ブログも育てたい。

画像も動画も学びたい。

建築の仕事にも、まだやりたいことがある。

つまり私は、まだ完成していない。

でも、それでいい。

人は完成しなくてもいいのだと思う。

少しずつ更新しながら生きていけばいい。

人生は、何歳からでも更新できる。

私は今、そのことを自分自身で確かめている途中だ。

そして明日もまた、一つ新しいことを覚える。

それだけで、今日とは少し違う自分になれる。

60歳目前。

私の人生は、まだまだ最新版ではない。

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 読んでいただき、ありがとうございました。

若い頃の私は、年齢を重ねれば挑戦は少なくなっていくものだと思っていました。

でも、実際は違いました。

今までの経験があるからこそ、新しいことを面白がれる。

失敗しても、またやり直せる。

そして何歳になっても、自分の人生に新しいものを加えていくことができる。

私はこれからも、完成を目指すのではなく、更新し続ける人でありたいと思っています。

もしこの記事を読んで、

「自分も何か一つ始めてみようかな。」

そう感じていただけたなら、とても嬉しいです。

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。

また次の記事でお会いしましょう。

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