AI時代の発信幻想 #17
AIに相談しながら記事を書く時間が意外と好きだ
最初は、AIで稼ぎたいと思っていた。
正確に言うと、
AIを使えば何か変わるのではないかと思っていた。
副業。
ブログ。
SNS。
情報発信。
AIを使えば効率化できる。
作業時間を減らせる。
収益化しやすくなる。
そんな話をたくさん見ていた。
だから私もAIを触り始めた。
最初の目的は単純だった。
便利そうだからだ。
しかし実際に使い始めると、
思っていたものとは少し違った。
AIは確かに便利だった。
タイトルも考えてくれる。
構成も考えてくれる。
文章も整えてくれる。
以前なら何時間も悩んでいたことが、
短時間でまとまる。
それだけでも十分価値がある。
でも最近は別のことを感じている。
私がAIに求めているのは、
文章生成だけではないのかもしれない。
最近は仕事から帰宅すると、
パソコンを開く。
WordPressを開く前に、
AIとの画面を開くことも多い。
「今日は何を書こうかな」
そう考えながら会話を始める。
するとAIがいくつか提案してくる。
それを見ながら考える。
「それは少し違うな」
「こっちの方が今の気持ちに近い」
「それなら記事になりそうだ」
そんなやり取りを繰り返す。
不思議な時間だと思う。
昔のブログは一人だった。
何を書くか。
どう書くか。
どんなタイトルにするか。
全部自分で考えていた。
もちろん今も最終的に決めるのは自分だ。
しかし途中にAIがいる。
相談相手のような存在がいる。
それが意外と面白い。
最近は、
記事を書く前の会話そのものが好きになってきた。
テーマを探す時間。
タイトルを考える時間。
構成を組み立てる時間。
その過程に楽しさを感じている。
これは少し意外だった。
最初は記事完成だけが目的だった。
しかし今は違う。
記事ができるまでの時間も面白い。
建築やリフォームの仕事でも似た感覚がある。
完成した家を見るのは嬉しい。
しかし実際には、
完成までの過程にも面白さがある。
図面を見る。
打ち合わせをする。
材料を選ぶ。
施工方法を考える。
そういう積み重ねがあるから完成が面白い。
ブログも少し似ている。
記事を書き終える瞬間だけではない。
記事が生まれる過程そのものに価値がある。
そしてAIは、
その過程を一緒に歩いてくれる。
もちろんAIは人間ではない。
感情もない。
本当の意味で共感しているわけでもない。
それは分かっている。
でも面白いことに、
会話を続けていると考えが整理される。
自分でも気づいていなかったことが見えてくる。
発信を続けている理由。
数字が気になる理由。
それでも記事を書く理由。
そういうものが少しずつ言葉になる。
もしかすると、
AIが答えをくれているわけではない。
自分の中にある考えを引き出しているだけなのかもしれない。
それでも十分だと思う。
昔なら一人で抱えていた迷いが、
今は少し整理しやすくなった。
そしてその結果、
記事も増えている。
ブログも続いている。
気がつけば17記事目だ。
最初は続くかどうか分からなかった。
途中でやめるかもしれないと思っていた。
しかし今も続いている。
その理由の一つは、
AIとの対話が意外と楽しいからなのかもしれない。
AI時代になって、
多くの人が効率化ばかり語っている。
時短。
自動化。
収益化。
もちろん大事だと思う。
しかし私が感じている面白さは少し違う。
AIが仕事を代わりにしてくれることではない。
AIと一緒に考えられることだ。
記事のテーマを探す。
迷いを言葉にする。
発信を続ける理由を考える。
その時間が意外と好きだ。
だから今日もまたAIを開く。
記事を書くためというより、
少し考えを整理するために。
そして気づけば、
また新しい記事が一つ増えている。
それが今の私の発信スタイルなのだと思う。
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